「親が亡くなってから実家の処分に困った」——こうした問題は、親が元気なうちに対策しておくことで大幅に軽減できます。この記事では、実家を空き家にしないための生前対策を、タイムライン図とともに解説します。
生前→相続のタイムラインと対策ポイント
特に重要な3つの生前対策
① 親と実家の行く末を話し合っておく
- 売る
- 貸す
- 子が住む
- 誰が相続するか
上記を事前に確認しておくと、相続後のトラブルを大幅に減らせます。
最もシンプルで最も大切な対策は、親が元気なうちに家族で話し合うことです。
② 遺言書・家族信託で意思を残す
遺言書(特に公正証書遺言)を作成しておくと、遺産分割協議なしに相続人が決まり、処分方針も明確になります。認知症になる前に財産管理・処分権限を家族に移す家族信託も、近年活用が増えています。いずれも司法書士・弁護士への相談が必要です。
③ 相続登記の義務化を把握する
2024年4月1日から相続登記が義務化されました。相続で取得したことを知った日から3年以内に登記しないと、正当な理由がない場合に10万円以下の過料の対象になります(催告・審査を経た上で)。
生前に不動産の名義・権利関係を整理しておくと手続きがスムーズになります。
まとめ
押さえるポイント
- 専門の買取ルートも活用する
- 複数業者で相見積もりを取る
- 立地・状態別に出口を選ぶ
- 早めの行動が選択肢を広げる
空き家問題は「親が亡くなってから困る」前に、元気なうちに準備することで大きく変わります。
話し合い・名義確認・遺言・登記
できることから始めましょう。
相続後に売却を検討するなら売却の流れもあわせて確認しておきましょう。


